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- 2006年01月02日
2005年12月度の迷惑メール統計情報です。
○総件数:174件
【内訳】
内容区分 | 2005/10 | 2005/11 | 2005/12 |
---|---|---|---|
スパイウエア配布メール | 0 (0.0%) |
1 (0.5%) |
2 (1.1%) |
その他サイト宣伝 | 2 (0.8%) |
0 (0.0%) |
4 (2.3%) |
裏諸品販売サイト誘導メール | 7 (2.8%) |
6 (2.9%) |
3 (1.7%) |
トラックバックSPAM | 9 (3.6%) |
3 (1.4%) |
0 (0.0%) |
アダルトサイト誘導メール | 13 (5.2%) |
2 (1.0%) |
0 (0.0%) |
ワンクリック詐欺誘導メール | 46 (18.5%) |
2 (1.0%) |
1 (0.6%) |
出会い系サイト誘導メール | 171 (69.0%) |
193 (93.2%) |
163 (93.7%) |
トラックバックSPAMについては、適宜ガードをかけているので、あくまで「参考値」です。
各プロバイダーが(それなりに)積極的に対応していただいているおかげで、ジワジワとですが絶対数は減ってきています。
【送信元国別件数推移】
国名 | 2005/10 | 2005/11 | 2005/12 |
---|---|---|---|
日本 | 153 (64.0%) |
147 (72.4%) |
123 (70.7%) |
中国 | 40 (16.7%) |
29 (14.3%) |
29 (16.7%) |
台湾 | 32 (13.4%) |
0 (0.0%) |
1 (0.6%) |
タイ | 11 (4.6%) |
7 (3.4%) |
2 (1.2%) |
アメリカ | 2 (0.8%) |
15 (7.4%) |
12 (6.9%) |
フランス | 0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
1 (0.6%) |
コロンビア | 1 (0.4%) |
0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
オランダ | 0 (0.0%) |
1 (0.5%) |
0 (0.0%) |
スペイン | 0 (0.0%) |
1 (0.5%) |
0 (0.0%) |
韓国 | 0 (0.0%) |
2 (1.0%) |
1 (0.6%) |
シンガポール | 0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
1 (0.6%) |
ドイツ | 0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
1 (0.6%) |
フィンランド | 0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
1 (0.6%) |
マレーシア | 0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
1 (0.6%) |
やはり国内プロバイダーの規制や締め付けが強くなってきたからか、送信元がかなり幅広い国へ分散される傾向があるようです。
これは、後掲のプロバイダー別送信件数一覧を見ても明らかでしょう。
【送信元プロバイダー件数推移】
プロバイダー名 | 2005/10 | 2005/11 | 2005/12 |
---|---|---|---|
株式会社 ドリーム・トレイン・インターネット(日本) | 3 (1.3%) |
1 (0.5%) |
1 (0.6%) |
CHINATELECOM-JL(中国) | 4 (1.7%) |
2 (1.0%) |
1 (0.6%) |
オープンデータネットワーク(日本テレコム株式会社)(日本) | 4 (1.7%) |
0 (0.0%) |
7 (4.0%) |
グローバルソリューション株式会社(日本) | 4 (1.7%) |
0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
CHINA RAILWAY TELECOMMUNICATIONS CENTER(中国) | 6 (2.5%) |
7 (3.4%) |
15 (8.6%) |
アルファ総合研究所株式会社(日本) | 7 (2.9%) |
7 (3.4%) |
7 (4.0%) |
KSC Commercial Internet Co. Ltd.(タイ) | 9 (3.8%) |
3 (1.5%) |
0 (0.0%) |
Comcast Cable Communications Holdings, Inc(アメリカ) | 0 (0.0%) |
4 (2.0%) |
1 (0.6%) |
Road Runner(アメリカ) | 0 (0.0%) |
4 (2.0%) |
1 (0.6%) |
TRUENET(タイ) | 2 (0.9%) |
4 (2.0%) |
2 (1.1%) |
HAERBIN TELECOM(中国) | 11 (4.6%) |
12 (5.9%) |
7 (4.0%) |
CHINANET Guangdong province network(中国) | 16 (6.7%) |
1 (0.5%) |
0 (0.0%) |
KGT-TW(台湾) | 31 (13.0%) |
0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
XEXONNET→IRIコミュニケーションズ(日本) | 0 (0.0%) |
11 (5.4%) |
31 (17.8%) |
オープンコンピュータネットワーク株式会社(OCN)(日本) | 9 (3.8%) |
15 (7.4%) |
12 (6.9%) |
フリービット株式会社(日本) | 48 (20.1%) |
62 (30.5%) |
27 (15.5%) |
NTT PCコミュニケーションズ(日本) | 67 (28.0%) |
43 (21.2%) |
21 (12.1%) |
株式会社ザ・トーカイ(日本) | 2 (0.8%) |
0 (0.0%) |
6 (3.4%) |
INFOWEB(富士通株式会社)(日本) | 0 (0.0%) |
0 (0.0%) |
3 (1.7%) |
プロバイダー数 | 28 | 36 | 39 |
これまで
・NTT PCコミュニケーションズ殿
・フリービット殿
の2社からの送信が半数近くを占めていましたが、2社がかなり積極的に迷惑メール対策を行っておられるおかげで、絶対数も割合も大幅に減ってきています。
その分、一部の迷惑メール業者が海外のプロバイダーに拠点を移しているようで、送信元がかなりあちこちの国・プロバイダーに分散してきています。
あと、先月末から今月にかけて"XEXONNET"と称する業者からのメールが集中して配信されたため絶対数が増えていますが、鬼のようにクレームを挙げた結果、12月中旬には跡形もなくなりました。
やはり、無視したりフィルターをかけるだけの消極的な対応だけでなく、送信元や誘導先のISPにも積極的に働きかけることが重要のようです。
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